更地になって思うこと。
震災から10年の時を経て
我が実家も取り壊され、更地となりました。
更地になった写真を見て、
急に寂しさが湧いてきたと言うか…
どんな状態でも、そこに形として残ってくれてたことで
まだ気持ちが救われていたんだなと改めて思います。
こうして何もなくなってしまうと、
自分がそこにいたという過去も、
どんなふうに過ごしていたのかとか、
小さなことがどんどん薄れていってしまう気がして、それも怖いのかもしれません。
3.11では、
多くの犠牲者も出てしまい、ほんとうに辛く、悲しい出来事でした。
やはり、津波の映像や立ち入れなくなった故郷が映像で流れると、心臓がバクバクしてしまい、ちゃんと見ることができないときもあります。
町の復興は進んでも、心が前に進めていないという方もまだまだいらっしゃると思います。
今できることは、
やっぱり、今を大切に生きること。
日常のささいなことでもそれは当たり前ではなく、
ありがたいことだということを忘れず、
日々を丁寧に生きていきたいと思います。
今日に限らず、
明日も明後日も…
命あることに感謝して
毎日を大切に過ごしていきたいですね。
0コメント